容器包装リサイクル法改正、拡大生産者責任に業界の強い反発 森下のり子 西東京市議会議員
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2005 年 8 月 1 日    
容器包装リサイクル法改正、拡大生産者責任に業界の強い反発

 今、容器包装リサイクル法の改正が山場を迎えています。
ネットなど、3Rを推進する団体の主張は、使用済み容器を集めるところから事業者の役割に転換すべきというものです。現在事業者が負担しているのは再商品化の費用のみで、これはリサイクル全体のコストのわずか15%。 今回環境省、経産省それぞれの審議会が検討している見直し案の中間まとめをみると、分別収集、選別保管は、依然市町村の責任とされ、役割分担の見直しはほとんど実現していません。そればかりか、レジ袋の有料化や、一般廃棄物だけでなく、資源回収も有料化するほか、廃プラの(可燃ごみと共に)焼却による発電などの熱回収をリサイクルと位置づけるなど、事業者側の要求が、大きく反映された内容になっています。
 各審議会を傍聴している市民によれば、委員会メンバーは事業者代表が多数を占め、結束して圧力をかけている、一歩も譲らない勢いということです。このような委員会構成をみると、はじめから結論が透けて見えるというのが悲しい現実です。
 レジ袋やごみ・資源収集の有料化をなぜ、法で定めなければならないのか。廃プラ焼却による熱回収をリサイクルとして承認するとどうなるのか。♪〜よーく考えよう。これじゃあ事業者はつくりっぱなし、売りっぱなしで、消費者と自治体にその後始末をさせるってことじゃないの???
 私たちがめざしているのは「長く使える」「環境負荷が小さい」「循環コストが低い」製品が流通する社会の実現です。鍵をにぎるのはやっぱり事業者。そう思いませんか?
 国も、発生抑制に繋がらないことの自明さになぜ目をつむるのでしょう。アスベスト問題と同様、産業界に配慮するあまり、将来にツケを残す選択がされていいものでしょうか。
 現在、各省庁が中間のまとめに対するパブコメを求めています。業界よりの改正案を市民側がどれだけ揺り戻せるか、市民の力がためされています。



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