酔っぱらって式典に参加するのはよくないよ、新成人さん 森下のり子 西東京市議会議員
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2005 年 1 月 10 日    
酔っぱらって式典に参加するのはよくないよ、新成人さん

 今日は西東京市の成人式でした。例年我が市でも、市長をはじめとする行政関係者の退屈な挨拶を、静かに聞くという雰囲気ではありませんが、かといってマスコミで騒がれるほどの狼藉をはたらいたということもなく、大人も新成人も適度な我慢のひとときを共にするといった儀式を繰り返してきました。
 
 ところが今年は、酔っぱらった新成人が壇上に登り、マイクで何やらしゃべったところを、職員に取り押さえられるという一幕がありました。私は来賓で壇上にいましたが、複数の職員が取り囲んだため、詳細は目にすることができませんでした。新成人の一人として会場にいた私の長男によれば、職員が二度突き飛ばし、よろめいた若者を舞台の袖にひきずっていったということです。

 大人への抗議というわけでもなく、ただ目立ちたいための振る舞いのようで、なんだか子どもっぽいな、と感じたところですが、行政マンは実力行使をする前に、言葉で制することが先にあるべきだったのではと思います。酔っぱらった若者は式典への参加はご遠慮頂くなどのアナウンスはできたはずです。
今回の対応は、「問答無用」のお手本を見せてしまったようにも思います。

 いずれにしても大人になるのが遅くなっているのか、社会の一員として期待されているという実感を得難い今の若者の時代背景を映しているのかもしれません。同じ日に、神戸市では新成人が登壇し、大人社会の構成員としての決意を表明している場面が報道されていました。震災から10年ということで当時10歳だった子どもたちが大人の仲間入りをする節目の年を迎えていたのですね。様々な困難を乗り越えてきた人々のもつ力にかえって勇気づけられる思いです。

 昨年は国内外で甚大な自然災害がありました。「地獄を見た人は希望をかてに生きていくしかない、この10年は希望の10年だった」と、神戸の地震体験者が語っています。
 
 今年が希望の始まりになるようにしたい、心からそう思います。我が市の市長をきめる大事な選挙もありますから。

 本年もどうそよろしくお願いいたします。



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